うさぎと暮らすということ

お月様の花ちゃんの回想録から始まったブログ。 現在は2014年にお迎えしたまおちゃんとの暮らしを花ちゃんの思い出と共に。。      

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15ひきのウサギ物語

図書館で何気なく借りた児童書。
これが隠れた名作でした。

まあ図書館にあるくらいですから
隠れてもないのでしょうけど、有名でもないですよね。

CM180305-1.jpg

15ひきのウサギ物語」 (新・文学の扉) Amazon

F・ザルテン/作  
浜川 祥枝/訳 中村 悦子/画
293ページ 出版社: 金の星社 (1992/03)


森で生まれた野ウサギの子供たちの成長物語です。

「一緒に生まれた子たちどこに行ったの?」と
母うさぎに聞く、物心がついたばかりの子うさぎ。
気まずい雰囲気になるところから物語は始まります。

言葉はとても優しいのですが、内容は童話じゃない。
自然の中で生き抜くことの厳しさを描いている本です。

うさぎや森の動物たちの生態にものすごく忠実で
まるでドキュメンタリーのような内容。

自然は厳しく、人間はもっと厳しい。
人間に捕まった子うさぎが、
人間の匂いのついたしおれたキャベツを嫌がって
何も食べず、弱ってしまうところは胸が痛みました。

シリアス過ぎて途中は読むのが辛かったのですが、
でも、最後まで読んだら、じわじわ来るものがありました。

森で生き抜くうさぎたちの奇蹟のような成長に感動しました。
そしてうさぎたちが生きる喜びを感じているシーンには
一緒に幸せを感じました。


CM180308-1.jpg

著者はF・ザルテンさん。
ただものじゃないだろうと思って調べると
著者名を検索して出てくるのは、
子リスのペリー物語 」(新・文学の扉)のみ。

ネットでさらに調べたら分かりました。
正しくはフェーリックス・ザルテン(Felix Salten)さんで、
あの「バンビ」の作者の方でした。
ハンガリー出身のオーストリアの小説家です。
1945年10月8日に76歳で亡くなっています。

きっと動物行動学に詳しく、動物と自然を愛した方なのでしょう。
書かれたのは1929年「15 Rabbits」


英語版の本もアマゾンにありました。

Fifteen Rabbits (Bambi's Classic Animal Tales) (English Edition)
2015年出版

表紙の絵がとてもかわいいですね。
日本版のも素敵な絵でしたが、こちらも素敵です。


このお話、主人公は野ウサギなので、
イエウサギの原種アナウサギとは種類が違います。
穴ではなく、やぶの中を寝床にしている点が違うところ。

でも生態はそんなに違いはないので、
うさぎさんのことを理解する上で
参考になることもたくさん書かれていて
いろいろ考えさせられました。

うさぎさんにとっての幸せ、
まおちゃんにとっての幸せを
今後も大切に考えていきたいと改めて思いました。

※シネマラビットの方は「モアナと伝説の海」アップしました。
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