「ある小さなスズメの記録」
「ある小さなスズメの記録」という本を読みました。
夫に先立たれた老ピアニストが、
傷ついた雀のヒナを拾い育てていくという12年間の実話で
世界的ベストセラーだそうです。

↑ 写真のあるページ、横はまおちゃん
本の主人公のスズメはクラレンスと名付けられ、
愛され、驚くべき知性を見せます。
飼い主である著者は
大げさになり過ぎないように用心し、
「信じてもらえないかもしれませんが…」と言いながら
スズメの能力の高さを説明しているのですが、
私は何の疑いもなく、信じることが出来ました。
スズメさんのお話ではありますが、
花ちゃんに重なる部分がとてもとても多かったからです。

↑ 花ちゃん
歌ったり語りかけたり、日々の生活の中で
自分なりに楽しみを見つけ工夫する姿、
老いと闘いながら毅然と生きる姿、
そういうところ…クラレンスと花ちゃんは似ていると思いました。
著者の言葉の中に、こんな一節がありました。
「全てのけものや鳥たちには知性が潜んでおり、
人間から与えられる愛情や友情の絆の強さによって、
差はあるにしてもそれを伸ばしていける」
本当にそう思います。
ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 (文春文庫)
(文春文庫) 文庫 – 2015/1/5
クレア キップス (著), Clare Kipps (原著), 梨木 香歩 (翻訳)
酒井駒子(表紙装画)
賢い、賢くない、と勝手に決めつけられてる動物たち。
うさぎは賢くないと思われる方ですよね。
でも人間はよく分かってないだけだと思います。
理解出来るほど賢くないから。
愛情と尊敬の気持ちを持って接すれば
どんな動物でもその才能を
発揮することが出来るのではないでしょうか。

↑ まおちゃん
スズメのクラレンスは、
いつも修行をしていると書いてありました。
今1歳のまおちゃんも、修行を積んでいるし(?)
毎日色々なことに挑戦していますからね。
きっとこれからも成長してくれるだろうと思います。
今後が楽しみに思えてきました。
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