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「ある小さなスズメの記録」

ナオミ

ナオミ

少し前にシロの母さんに教えていただいた
「ある小さなスズメの記録」という本を読みました。

夫に先立たれた老ピアニストが、
傷ついた雀のヒナを拾い育てていくという12年間の実話で
世界的ベストセラーだそうです。

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↑ 写真のあるページ、横はまおちゃん

本の主人公のスズメはクラレンスと名付けられ、
愛され、驚くべき知性を見せます。

飼い主である著者は
大げさになり過ぎないように用心し、
「信じてもらえないかもしれませんが…」と言いながら
スズメの能力の高さを説明しているのですが、
私は何の疑いもなく、信じることが出来ました。

スズメさんのお話ではありますが、
花ちゃんに重なる部分がとてもとても多かったからです。

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↑ 花ちゃん

歌ったり語りかけたり、日々の生活の中で
自分なりに楽しみを見つけ工夫する姿、
老いと闘いながら毅然と生きる姿、
そういうところ…クラレンスと花ちゃんは似ていると思いました。


著者の言葉の中に、こんな一節がありました。

「全てのけものや鳥たちには知性が潜んでおり、
人間から与えられる愛情や友情の絆の強さによって、
差はあるにしてもそれを伸ばしていける」


本当にそう思います。



ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 (文春文庫)
(文春文庫) 文庫 – 2015/1/5
クレア キップス (著), Clare Kipps (原著), 梨木 香歩 (翻訳)
酒井駒子(表紙装画)



賢い、賢くない、と勝手に決めつけられてる動物たち。
うさぎは賢くないと思われる方ですよね。

でも人間はよく分かってないだけだと思います。
理解出来るほど賢くないから。

愛情と尊敬の気持ちを持って接すれば
どんな動物でもその才能を
発揮することが出来るのではないでしょうか。



20150706-a.jpg
↑ まおちゃん

スズメのクラレンスは、
いつも修行をしていると書いてありました。

今1歳のまおちゃんも、修行を積んでいるし(?)
毎日色々なことに挑戦していますからね。
きっとこれからも成長してくれるだろうと思います。
今後が楽しみに思えてきました。

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いつもありがとうございます。世界中のうさぎさんが幸せでありますように❤

Comments 18

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Momo
素敵なストーリーですね

こんばんは。
その本を読んでみたくなりました。
クラレンス、素敵な名前の雀さんですね。

私は、うさぎさんは賢いと思います。
ちゃんとわかってますよね、私たち人間のこと。
我が家のアリスに至っては、
「悪賢かった」です(笑)
きっと飼い主に似てしまったのだと(^^;

ナオミさんのブログを訪れると何だかほっとします。

はなこ
NoTitle

これ、読んでみたかった本です!

そしてナオミさんの言葉、

>人間はよく分かってないだけだと思います。
>理解出来るほど賢くないから。

まさにその通りだと思います!
犬やイルカなど賢いと言われる動物は、
ヒトにわかりやすい賢さを持っているというだけで、
どんな動物も宝もののように知性を隠し持っているんですよね。

わたしも、いつも修行をしているまおちゃんの成長が楽しみです。

yazirobe777
NoTitle

動物との付き合い方も一方通行があれば双方向もあります。
築くかいなやはお互いの気持ちにかかっているのでしょう。
動物の脳の大きさで知性をはかっていたりしますが、それもロマンがないかなと思いますね。

シロの母

こんばんは。
ナオミさんは花ちゃんのことを思い出されたのですね。花ちゃんとナオミさんの思い出を読ませていただいた私にもそのお気持ち、少しだけですが想像できる様に感じました(^-^)

人間から与えられる愛情や友情〜の下りは、人間の方こそ、動物や鳥、植物など、自然のいのちに教えられ、成長させてもらっているのではないかなぁと感じる一人です。
先日も雨の中、飛び交うツバメの姿に頭が下がりました…

ナオミさんの仰る通り、人間の側がもっともっとうさぎさんや動物たちに追いついていかれたらなぁ…と思いました。私もまだまだ、修行の途中です…

まおちゃんの修行、本当に真剣に臨んでいるみたいですね。お控えなすって〜♪には私も笑ってしまいましたが(笑)これからも、まおちゃんの修行や日々の成長をそっとシェアさせていただきながら、応援していきますね〜(^^)

へたうま

この本、昔、ロンドンの古本屋さんで見付けて読みました(#^.^#) 確か、1ポンドだった気がします。懐かしくなりました!ちょっと、書棚でも探してみようかな?

飼い主の接し方次第でペットはどんどん進化していきますよね(#^.^#) 信じられないかもしれませんが(笑)、一昨年まで飼っていたメダカのちびた君も私に一番懐いていて、人差し指で撫でてあげると気持ちよさそうに眠ってくれました(#^.^#) 病気になった時は一匹だけ分けて看病してあげたり、熱帯魚屋さんもびっくりの長生きさんでした!
はぐも、かなり面白いけれど、これからもっともっと進化していく予定です(笑)
はなちゃんみたいになれるかな(#^.^#)?

まめまま

とっても素敵な本ですね!
昔、少しの間だけ飼った、ツバメのピッピを思い出します(*^^*)
よく、私たち家族の肩や頭めがけて飛んできて、とまっていたものです。
うさぎ飼いの方はみなさん、うさぎは賢いと言いますよね。私も、まめ太の行動にびっくりすることがよくあります。
ナオミさんと花ちゃん、まおちゃんの関係のように、これからもっと賢さを引き出してあげられる飼い主目指します(*^^*)

mogu2
NoTitle

分かります!
だって、空太もすっごく賢かったから!!
「うさぎってこんなに理解するんだ・・・」
と、何度も驚かされました。

小羽さんも・・・うん、賢いのよ。
お父ちゃんをビールのお誘いに来たりするんです。
(自分はその時リンゴジュースもらえるから)

でも人間はよく分かってないだけだと思います。
理解出来るほど賢くないから。


うんうん、ほんとに、ね。

ちこまま

素敵な本ですね。
すべての動物には知性がある…本当にそう思います。
ちこも、もちろんそうだけど、学生の頃に飼っていた文鳥も、すごい賢いなあと思った事が何度もありました。
すごく長生きしてくれたんですが、最後亡くなった瞬間に、10日間続いた私の子供の高熱がすーっとひいたんですよね。
ああ、あのこが持っていってくれたんだなあと涙が止まらなかったです。

はなちゃんは特別に賢いうさぎさんだなあと、ブログを読むたびに思います。
丁寧に一生懸命接すると、必ず心が通じ会う瞬間がありますよね。
まおちゃんも修行に励んでいるみたいなので、これからますます賢くなるんでしょうね。

冷奴
NoTitle

ああ(*☻-☻*)この本だっ☆
読もうと思っていてずうっと忘れていた。
ありがとう、ナオミさん、時期が来たのかな?
本は読み手の感性が熟す時ってあるような気がするの。

どんな種類の生き物は、元は同じですよね。
人間だって知性、感性の育ち方には多少の差があるけれど、どんな生き物も人を含め、延びしろは無限‼︎

それがわからない、知らない人から見たら冷奴の
やってる事、信じてる事は、どん引きされちゃう
だろうけれど、他人に多大な迷惑、危害を
与えているわけじゃないからいいもんね〜(^O^)/

著者の方のお話、ナオミさんの考え、
冷奴は真剣に同感です!
そうとしか思えない体験をしているのだもの☆

ナオミ
Momoさんへ

こんばんは。
Momoさんが悪賢いとは思わないけど(笑)
一緒に暮らしてると、性格は似てくるかもしれませんね~(^^;
それだけちゃんと見てくれてるってことでしょうね。

このスズメさんは飛べない鳥なのですが
とてもイキイキしてて、面白くて、立派なんですよ。
機会があったら、読んでみて下さい(^^)

ナオミ
はなこさんへ

はなこさんはそう賛同してくれると思いました(^^)
この本のことはご存じだったんですね。
私は先日まで、タイトルも知らなかったです。

人には分からない知性をどの動物も持ってますよね!
テレビでと~っても賢い豚さんを見たこともあります。
この著者の注意深い書き方を読むと、(動画もないし)
それだけ信じない人が多い時代だったのかなと思いました。

次はソロモンの指環を読みます♪

ナオミ
yazirobe777さんへ

一方通行はいやですね。双方向でなければお互い不幸ですから~(:_;)

脳の大きさで計れる知性と、計れない知性があると思います。
科学的にはそれも良いとは思いますけどね(^^;
人間は長年学び続けているのに、肝心なことが分かってない気がしますね。

ナオミ
シロの母さんへ

こんばんは。
シロの母さんに良い本を教えていただいて感謝してます!
この本に出合えて良かったなぁと思いました(*^-^*)

人間が知性を伸ばしてあげられるのは、人と暮らしてる動物の場合ですよね。
野生の動物は仲間や自然の中で存分に才能を発揮してるでしょうから。
すごいことですよね~。頭が下がるって分かります。

この本の著者のように、
まおちゃんの気持ちを尊重しつつ才能を伸ばしてあげたいと思いました。
この本は私にも影響を与えましたよ。
ほんとにありがとうございました(^^)
シロちゃんも、一緒に成長していきましょうね~♪

ナオミ
へたうまさんへ

ロンドンの古本屋さん…なんて素敵な響き(*^-^*)
昔旅行でロンドンに行ったとき、古本屋さんに何軒か行きました。
英語の本は読まないだろうと思って買わなかったけど(笑) 
原書で読んだら、また何か違うのでしょうね。

メダカのちびた君、懐いていたんですね。へえ~~。
人差し指で撫でるところ、見てみたかったです( *´艸`)

はぐちゃんは、うさんぽでたくさん経験を積んでますよね。
花ちゃんとはまた違う、特別な才能を持ってるうさぎさんだと思います!

ナオミ
まめままさんへ

ツバメのピッピちゃん?
売られてはいないから、保護したっていうことかしら?
肩に止まるなんてすごく懐いてたんですね。
かわいかったでしょうね。うらやましいです(*'ω'*)

うさぎさんの賢さは、一緒にいないと分からないですよね。
犬さん猫さんには負けないと思います。
一緒に知性を育てて、広めていきましょう~♪

ナオミ
mogu2さんへ

びっくりするくらい人間のいうことを理解しますよね。
先回りしたり、裏を読んだりしますよね?(笑)
空太くんは賢かったんですね~(^^)

おやつをもらう方法は、どの子もすぐ習得しますね(^^;
ビールのお誘いするなんて小羽さん、やりますね!
そういうお誘いは女の子の方が得意なのかしら。
うちも花ちゃんの方が上手でした(笑)

そういううさぎの賢さ、知らない人が多いのが悔しいなぁ。

ナオミ
ちこままさんへ

長生きの文鳥さんだったんですね。
ちこままさんのご家族と気持ちが通じていたのでしょうね。
小さい生きものでも大きい生きものでも、愛情を持てば絆って深くなるものですね。

花ちゃんの賢さには私もいつも驚かされました。
言葉が話せたなら、哲学とか語りそうでした(^^;
まおちゃんはまだ十分に成長した時の花ちゃんに比べると
まだまだおこちゃまですが、
学習が早いし好奇心旺盛なので、これからが楽しみです(^^)

ナオミ
冷奴さんへ

読みたいと思ってそのまま、、という本は私もたくさんあります。
本を読む時期って、人に勧められた時じゃなくて、自分が読みたいって思った時の方がいいですよね。
感性が熟す時、確かにそうですね!

クラレンスの飼い主は、音楽家なのでピアノを弾くんですけどね。
読みながら、冷奴さんの読み聞かせと似てるのかなと思いました(^^)
意味ないだろうと思っていたら、才能は引き出せませんよね。
ほんと、どんな生きものでも無限の可能性があると思います。

この本は戦時中のお話なので、
お世話の仕方としては古いのかもしれないけど
クラレンスの意思を尊重するような考え方は私にも参考になりました。
冷奴さんも、時期が来た時に読んでみてくださいね(^^)