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最後まで続けたへやんぽ

ナオミ

ナオミ

花ちゃんは10歳半を過ぎても相変わらず元気でした。
でも少しずつ、ゴロゴロしている時間が増えて
ひとりで活発に動き回ることがなくなりました。

血行が悪くならないようにマッサージをして、
足腰が弱ってしまわないように、
「花ちゃまよ!」のテーマ曲とともに毎日へやんぽしました。

花ちゃんは私が誘うといつも一緒に走ってくれました。
走る花ちゃんを見るのが嬉しくて、
「すごい、すごい!若いよ、花ちゃん!」
と私ははしゃいで大げさに褒めました。

でも若い時のようにはいかず、
だんだん走るのが辛くなっていたようです。
少し動くとすぐに休んでしまうようになりました。

私はまだまだ何年も花ちゃんに元気でいて欲しかったので
毎日の運動が必要だと思っていました。

だんだん息があがるようになって
足の動きも悪くなっていっていた花ちゃんを
無理させてしまっていたかもしれません。

hana-epron.jpg
花 『まだ大丈夫だよ。遊ぼうよ』
私 「ほんと?まだやる?」

花ちゃんは息を荒げながらも一緒に遊ぼうとしました。

年をとって体が弱ってきていたこと、気付いていたのに。
もう少し気を使ってあげれば良かったと思います。

最後の日の数日前まで続けてしまったへやんぽダッシュ。
私が思っていた以上に花ちゃんは苦しかったかも。

私達の毎日の楽しみでもあり、絆を深めた習慣だったから
花ちゃんは若い時と同じように動いてみせようと
きっと必死だったのですね。

最後のへやんぽの時
少しよろける自分に戸惑いながらも
しっぽを振りながら私の後をついてきてくれた花ちゃん。

途中でついて来れなくなってうずくまってしまったのに、
まだしっぽを振り続けてくれました。
『大丈夫だよ』って言っていたのよね。

この時のことを思い出すと、どうしても胸が苦しくなります。

最後までへやんぽに付き合ってくれた花ちゃんに
ごめんねありがとうを伝えたいです。

花ちゃんとのへやんぽ、本当に楽しかったよ。


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いつもありがとうございます。世界中のうさぎさんが幸せでありますように❤

Comments 20

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きゃまだん
素敵な信頼関係

ナオミさん、いつも花ちゃんとの素敵な想い出を語ってくださりありがとうございます。
おかげで父の介護に疲れた就寝前に読むと、とっても癒されて一日を終えることができます。
うさぎと生活できたら。。。ナオミさんのおすすめもにもあったように今の悪循環を一新できそうですがなかなかできません。月2でうさぎカフェに通ってうさぎさんとお話してくるのが精一杯な現状。でもいつかはと夢見ています。

ナオミさんと花ちゃんの素敵な信頼関係、人間同士よりもずっと深いものを築いていらしたんですね。
最期の時が近づいてきたのをお互いに気遣っている様子、、、、私も涙なしには読むことができません。

毎日読んでいる(更新がなくても読み返してます!)ので、花ちゃんが生きてるように錯覚しています。それほど描写が生き生きしてますよ。
いつか私も、ナオミさんにとっての花ちゃんのような存在のうさぎさんに出逢えたらと願ってます。

話題がつらいお話になってきてますが、こうして教えてくださっていることに感謝。どうかこれからも続けてくださいませ。いつも癒しをありがとうございます。

リサリサ

ナオミさん、花ちゃんも最後まで同じ気持ちで居たと思うし、最後までそうして欲しかったと思います。

体が思うように効かなくなっても、花ちゃんは凛として居たかったんだと思う。
花ちゃんは出来た女性だから。


しっぽをフリフリしたのも、楽しいね、嬉しいよ、大好きだよってそう言ってたはずだから。

後になればこうすればよかったと思うことは当然で、逆の生活をしていたとしても同じ悔やむ気持ちは残るものです。
ナオミさんが花ちゃんのためにしてきたことは、花ちゃんにとっても望むことであり幸せだったと思います。


涙なくしては読めないお話ですが、花ちゃんはもう大丈夫だよね?!とナオミさんにメッセージを送り、ナオミさんが書こうと思えた、やっぱり2人は以心伝心なんだなぁと感じます。
家族の一員なんて言って頂けて、本当に嬉しいです。



ポンママ
NoTitle

花ちゃんは、ナオミさんと一緒に遊びたかったんですね。
いつ何時でも一緒にいたかったんだね。
読んでいて涙が出そうになりましたが
花ちゃんは最期までナオミさんと遊べたこと、とっても嬉しかったと思っていますよ。
こんなにも愛されている花ちゃんは本当に幸せだったと思います。

るり玉
NoTitle

最後まで続けたへやんぽは、
花ちゃんにとっても、ナオミさんとの大切な大切な時間だったんですね。
言葉では話せないけれど、
花ちゃんとナオミさんは心でお話ができていたんですね。
しっぽふりふり・・・花ちゃんの精一杯の気持ちですね。
ありがとう♪楽しいよ♪ママと一緒にいたい♪・・・・・・
花ちゃんはいろんな気持ちを精一杯伝えてくれていたのですね。
どんなに精一杯見送ったとしても「あの時・・・」という後悔の気持ちは誰しも持っていると思います。
その胸の痛みは、相手を愛していたからこその気持ちだと思うのです。
この上ない愛情を注いでくれたナオミさん、
花ちゃんは、いっぱいの幸せに包まれてナオミさんの傍にいたのですね。
最後の瞬間まで・・・。

冷奴
NoTitle

花ちゃんは身体がついていかない辛さよりも、ナオミさんが遊びに誘ってくれることが、とっても嬉しかったと思うな。だから歳なんだから無理しないでね、と言われてそっとしておかれるより、良かったんだよ♪

場合に寄るだろうけれど、特別に具合が悪いとか病気だとかそういうわけじゃないのなら、いつもと変わらず、楽しく過ごさせてくれる方が大事なんじゃないかなぁ。。。
大事にするってどういうことなのか。
私も考えたいと思います。

usapiko
NoTitle

花ちゃんは緩やかにきた老いに身体は順応して、
気持ちは若いままだったのでしょうね。

ナオミさんが思う程、苦しいとか辛いとか花ちゃんは感じていなかったかもしれません。むしろ一緒に遊べない方が辛かったと思います。
肉体的な不自由があっても、大好きなナオミさんを喜ばせることで、
花ちゃんの心は自由だったのではないでしょうか。

でも身近な人でも動物でも亡くした後は必ず後悔してしまうんですよね。

うさぎさんって何気ない日常を本当に大切にしてくれますよね。
花ちゃんにとってナオミさんとの習慣はかけがえのないもので、
うずくまってもしっぽで大好きな気持ちを伝えてくれていたんですね。

そんな風に大好きってサインを送ってくれる花ちゃん。
本当にかわいくて愛しいですね。


urara*

最後の最後まで、一緒に走って遊んだのですね。
花ちゃん、ナオミさんと遊ぶのが楽かったのでしょうね^^
お膝にちょこんと手をかけて、遊ぼうって催促する花ちゃんが、とても愛おしいです。

しっぽを振るっていうのか、いまだにどんな感じかわからない私。
縦にではなく、横にフリフリするのですよね?
モコちゃんも、嬉しそうにしっぽふったりしてくれてるのかなぁ・・・?

うさぎりんご
NoTitle

前回と今回のプログを読んでいたら、すごく、切なくなってきてしまいました。ナオミさんも花ちゃんも、お互いのことが大好きでたまらなかったのですね。
花ちゃんは、すごく幸せなうさぎさんですね。花ちゃんもお月様で、ナオミさんのことをみんなに話していると思います。

Momo

ナオミさんの花ちゃんとの
「あたたかい時間」を読ませて頂いていると
私のカチカチに固まった心がほぐれます。

花ちゃん、ナオミさんありがとうございます。

ちこまま

はなちゃんは、ナオミさんと一緒に遊ぶのが、本当に楽しみだったんでしょうね。
例え体が少し辛いときでも、幸せいっぱいだったんだろうなー。
ちこも病気の時でも、こ金網をたたいて、出せ出せコールをしてました。
出してもしんどくて動けないのに…
やっぱり病気の時でも、普通に接して欲しいのかなあ。

ナオミさん、先日のコメント、本当にありがとうございました。
私を悲しませないためにその時を選んだっていう言葉に、本当に救われました。
1月にちこを見送ってからのつらい日々を、はなちゃんブログに癒されて過ごしています。
私と同じような人がたくさんいると思います。

ナオミ
きゃまだんさんへ

きゃまだんさん、どうされているかなぁと思ってました。
介護生活続けてらっしゃるんですね。
休暇の無い介護生活、きっと心身共に大変ですよね。
ご自分の生活も自由にならないことと思いますが、
うさカフェでうさぎさんと会ってらっしゃるんですね。
会える場所があって良かった(^^)
いつかきゃまだんさんの苦労が報われて、うさぎさんと暮らせますように願ってますよ。
きっときゃまだんさんと出会いたいうさぎさんもたくさんいると思います(*^_^*)

ナオミ
リサリサさんへ

私も書きながら、思い出してやっぱり涙が出ました。
でも前は書くことが出来なかったのに、今回はちゃんと書けました。
花ちゃんのメッセージを受け止められたから(^^)

逆のことをしていても後悔したかも。
そうですね、そうかもしれません。
花ちゃんにとっても望むことだった。
そう言ってもらえてすくわれる気がします。

ナオミ
ポンママさんへ

ポンママさん、次男君おめでとうございました。
シンバ君のキス攻めを見てうらやまし過ぎてコメント残しませんでしたが(笑)

花ちゃんも嬉しかったでしょうか…。
ありがとうございます。少し胸のつかえが取れました。


ナオミ
るり玉さんへ

私も花ちゃんも、このへやんぽを止めたくないという気持ちがありました。
これが元気の証というか、
お互いの気持ちの確認みたいな部分もあったので。
最後にうずくまった花ちゃんを見て、
無理をさせてたことに気付いて後悔してしまったのですが、、
やっぱり幸せな時間であったことは確かです。
私も感謝しています。

ナオミ
冷奴さんへ

花ちゃんも病気じゃなかったので、遊びたかったのかも知れません。
最後のへやんぽだけは、具合悪くなってしまったので後悔していますが。。

大事にするってどういうことなのか、考えると難しいですね。
うさぎだけじゃなく他の動物に対しても
同じように大事に思ってても接し方は人それぞれ違いますからね(^_^;)

ナオミ
usapikoさんへ

私を喜ばせたくて一緒に遊んでいたのでしょうね。
体が自由に動かなくても、花ちゃんの心が自由だったとしたら嬉しいです。
そんな風にいっていただくと救われます。

しっぽを振る花ちゃん、ワンコみたいなところがありました。
とても愛しくて愛しくて、
抱きしめても足らないくらい可愛かったです(^^)

ナオミ
urara*さんへ

小さな手が膝にかかると、いつも全てを受け入れてしまってました(笑)

しっぽの動き?えっと、縦?横?
正確に思い出そうとするとよくわからなくなります(^_^;)
骨の動きとしては犬のしっぽの振りを小刻みにした感じかも知れません。
しっぽを振る子ってそんなに多くないのかもしれないですねー。

ナオミ
うさぎりんごさんへ

私自身も自分がここまで花ちゃんのことが大好きになるとは思いませんでした。
ブログでは抑え目で書いているくらいです(笑)
お月様で私の話が出ていたらなんて幸せなことでしょう(^^)

ナオミ
Momoさんへ

頑張ってるMomoさんが、
あたたかい時間を感じてくれたなら嬉しいです。
私から見たら人の世話をしている人ほど立派な人はいません。
今後書く話も、どうか悲しまないで読んで下さいね。

ナオミ
ちこままさんへ

ちこちゃん出せ出せコールしてたんですね。
動けなくても普通に接して欲しかったのかな?
そう聞くとちょっとホッとします。

覚悟をした動物は時と場所を選ぶ気がします。
だから本当にそう思いますよ。
私も皆さんからのコメントに支えられて今日まで元気に過ごせています。
このブログが誰かを癒してるとしたら、そんな嬉しいことはないです(>_<)