脳腫瘍の闘病記(6)一緒なら大丈夫
16日目
朝から囲いの中で静かに過ごしています。
立ち上がってはクッションに寄りかかって一休み。
昨日は調子が良かったのに、やはり良い時はずっとは続きません。

あまり動かないようにしている様子。
眼振があって、自分でかなり用心しています。
危ないなと思ったらいったん腰を下ろす。
本当に賢いと思います。

牧草だけは床に置いて、水は1時間(夜中は2時間)おきに飲むか聞きます。
ペレットはふやかしても食べなくなってきましたが、
小松菜、水菜、りんご、なつめ、などは食べてくれます。

今のまおちゃんには私だけが頼り。
一瞬でも離れるのは不安です。
家事などで離れるときは「すぐに戻ってくるからね」と念を押して
2,3分ごとに戻ってきて様子を見るようにしていました。
17日目
朝昼はやはりおとなしく、ずっと横になっています。

お野菜、牧草は食べず、
すったりんごとなつめのかけらだけ食べました。
お水も飲もうとしませんが、
私が手にすくってあげると舐めてくれます。

この日は発作が3回ありました。
きっかけは、小さなストレスです。
冷蔵庫で氷ができる音、カーテンの揺れ、外の気配。
ちょっとしたことが引き金になって発作が起きます。
白内障で目があまり見えないのですから
病気の恐怖は普通のうさぎさんより大きいと思います。
怖がらせないように。
とにかく寄り添って撫でている時は安心できるので
本当にできる限りずっとずっと一緒にいました。

夜は小松菜を一枚だけ食べました。
これだけ食べることができないと
体力も持たないしどんどん痩せていってしまいます。
体力も持たないしどんどん痩せていってしまいます。
うん●の量も毎日量っていましたが、日に日に減っていました。
でも強制給餌でストレスを与えることは
逆に命を削る行為ではないかと思えて出来ませんでした。
たくさんの種類の牧草、サプリ、おやつ、野菜、果物を
片っ端から開けて食べられる物を探しました。
肺に転移した腫瘍の症状はまだ出ていないようで
息苦しそうな様子はありません。
それだけは待って欲しいと祈っていました。
18日目
朝は激しいローリングの発作を起こしました。
このところずっと睡眠時間が短かったのもあり
私が眠り込んでしまったせいで止められなかったのです。
大きな音で気づいた時にはもう激しく動いていて、
その後パタンと倒れてから意識が遠のいている表情に。
横になって呼吸だけしている状態で長い間そのままで…
私は体をさすって声をかけることしかできませんでした。
私は体をさすって声をかけることしかできませんでした。
このまま逝ってしまうのでないかと怖かった。
でもまおちゃんは戻ってきました。
気付くと、何事もなかったかのように甘えてきました。

意識障害が出ているときは、全く覚えていないこともあるようです。
この時は何が起こったか分かっていなかったかも知れません。
お昼は用心して過ごしましたが、
その後かなり回復していきました。
夜はリラックスして一緒にまったり。
鼻の先で私をツンツンしてきたり。
そんな無邪気な様子が消えることはなく
まおちゃんはまおちゃんらしさを保っていました。
りんごを食べて、牧草もたくさん食べ始めました。
うん●も20個くらいまとめて出て、嬉しかったです。
続きます。
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