脳腫瘍の闘病記(4)良いときと悪いときの繰り返し
前回からの続き。闘病の振り返りです。
(最期まで頑張ったまおちゃんの勇姿を忘れないように。
記録を残しておこうと思い書いています)
10日目
夜中はとても元気。
寝ている私の横で楽しそうに走りまわっています。
寝ている私の横で楽しそうに走りまわっています。
ですが、朝は調子が悪くなり少しふらつきが出ました。


すぐに支えて大きな発作のようにはなりませんでしたが
回復が遅く、長い時間ゆらゆらしました。
ここ数日は希望が持てていた分、また不安が襲ってきます。

午後は落ち着いてまた穏やかな表情に。
牧草はたくさん食べます。
たくさん食べさせたくて、何度も新しいものを袋から出しました。
ペレットはそのままのものと、ふやかしたものと用意しますが、
ふやかした方を食べています。
量は一日分で15グラムくらい。元気なときの半分くらいです。
11日目
朝昼はじっと座っていました。
牧草は、自分からは食べようとしませんが
口元まで運ぶとパクパク食べてくれます。
おとなしくて心配しますが、夕方になるととても元気に。
たくさん走ってふやかしたペレットも昨日よりたくさん食べます。

気分が良いときのまおちゃんはとても嬉しそうです。
でも調子が良かったので油断していたら、夜に一度発作が起きました。
立ち上がって走り出すときに、
まっすぐに進めず足元のコントロールができなくなりました。
はしゃいでいるときの発作は、
見ていてとても辛く申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
目を離さずそばにいる。
ちゃんと支えてあげなければと反省しました。
12日目
朝昼はよろけなし。良い調子です。
気分が良さそうにお部屋をウロウロして、
お昼はリラックスしてるときのコテッからのごろんちょ。

食欲もあります。
夜も活発に動いていて、一緒にへやんぽして遊びました。
お水もたくさん飲んでいます。
(お部屋が散らかるのはもうお構いなしです)

とても元気だったのに、夕方から夜はうん●が出なくなってきました。
そしてその後、夜中に発作が3回ありました。
特に3回目は大きな発作で、すぐに支えても止められませんでした。
体が大きく揺れて制御が効かないような恰好になり、
立ち上がろうとしても、手足が開いてしまいます。
首は自分のしっぽを追いかけるような形で強い力で曲がって、
ほとんど直角に横向きになってしまい、後から体も回ります。
私は両側から手を添えて体の動きを落ち着かせようとしますが
首が回る力が強くて、どうしたらいいのか分かりません。
まおちゃん自身も自分の体が勝手に動くのを
どうにもできないという感じ。
でもそんな状態でも、まおちゃんは最初の頃のように
パニックにはならなくなっていました。
発作の最中、ずっと私の手を舐めていたんです。
大丈夫大丈夫、というように。
全身を痙攣させながら、私が添えた手を
一生懸命ペロペロ舐め続けました。
一生懸命ペロペロ舐め続けました。
私を安心させようとしているのか、
まおちゃん自身が落ち着こうとしているのか?
わかりません。
水分をあげた方がいいかなと思い
手に水をつけると、水も舐めてくれました。
そうしながら、両手を持って修行のポーズのように
前にならえさせてみたら自然に体が真っすぐに。
曲がって硬直しかけていた体もほぐれました。
そこから完全に元に戻るまでは30分くらい。
私はなでて励まし、まおちゃんは舐めて答え、
ふたりで励まし合いました。
ふたりで励まし合いました。
救いなのは、発作が治まれば元気なこと。
その間さえ耐えれば落ち着けることです。
この一週間は良いときと悪いときが交互に訪れて
希望と絶望を交互に味わいました。
前半は脳腫瘍じゃないはずだと信じていましたが、
後半はまた全く分からなくなってしまって…。
翌日は、一週間ぶりに2度目の病院。
私も腫瘍についてたくさん勉強していたので
もう一度先生に色々と聞いてみようと思いました。
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