うさぎと暮らすということ

お月様の花ちゃんの回想録から始まったブログ。 現在は2014年にお迎えしたまおちゃんとの暮らしを花ちゃんの思い出と共に。。      

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「アナウサギの生活」

花ちゃんと暮らすようになってから、
私はうさぎさんの気持ちをもっともっと知りたくて
うさぎ関係の本をよく読むようになりました。

飼育書の他にうさぎ本来の生態を知りたくて
野生のうさぎの動物記も読みました。

最初に読んだのはイギリスの生物学者のアナウサギ観察記録。
「アナウサギの生活」という本でした。

20131121222911.jpg
(表紙はちょっと花ちゃんに似たウサギ)

ウサギに標識札をつけて観察可能地域に放し、
何年も自然の中で観察した記録が書かれています。

飼いウサギの先祖のアナウサギが
どんなウサギ社会を築き、どんな習性があり、
どんな生活を送っているかがとてもよくわかるので、
ウサギのことをとことん知りたい方にはおすすめの本です。

ただし、単に読み物としてみると読みずらかったです。
ストーリー性もないし、日本語訳がぎこちないし、
研究対象としてのウサギに対する愛情も欠けています。
害獣としてのウサギ駆除の話は特に辛い部分。

それでも、興味深いことがたくさん書かれています。
飼いウサギには見られない本来の雄と雌の役割など。

たとえば・・・
巣穴を掘って家を用意するのは雌の役割。
夫である雄はほとんど穴掘りを手伝いません。
「雄はなまけ者で短時間申し訳程度にひっかくだけ」とあります。

その代わり、雄はなわばりと妻を守るのが役割。
なわばり争いは時には命がけの激しいもののようです。

上位の雄が負けると、巣穴と妻を奪われることになります。
雌ウサギは夫に付いて行かずに、巣に残って
夫を倒した雄と夫婦になってしまいます。
雌は夫より巣穴重視のようです。
なわばりから離れることをとても嫌っていることがわかります。
野生のアナウサギでもこうなんだから、
花ちゃんがうさんぽを嫌がるのもわかる気がしました。

20131121223103.jpg
(少々マニアックな内容)

他には・・・
上位の雄がなわばりをパトロールするとき、
下位の雄たちは必ず道を譲ります。
もし譲らなければ上位の雄に突き飛ばされます。
群れの中でみんなに距離を置かれているウサギがいたら
それは雄のボスウサギかも知れませんね。

そしてもちろん
家族で仲良くしたり、遊ぶことを楽しんだり
生活を楽しむ微笑ましい様子も観察されていました。

内容を書いたらきりがありませんが。
色々わかって面白かったです。

古い本なので現在は手に入りにくいと思います。
読んでみたい方は、図書館を探すと良いかもしれません。

アナウサギの生活 (1973年)
(世界動物記シリーズ〈2 今西錦司監修〉)

R.M ロックレイ 思索社


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